『自転車で』名古屋七福神巡りの旅(前編)

 

先日、名古屋市内の観音さんについて調べていたところ「なごや七福神」
という名古屋市にある7か所の寺院を七福神の札所として定めた霊場会が
あることを知りました。
寺社 通称(堂名) 尊名 宗派 所在地
笠覆寺 笠寺観音 恵比須 真言宗智山派 名古屋市南区
宝珠院 大黒天 真言宗智山派 名古屋市中川区
福生院 毘沙門天 真言宗智山派 名古屋市中区
辯天寺 辯才天 真言宗智山派 名古屋市港区
興正寺 寿老人 高野山真言宗 名古屋市昭和区
萬福院 福禄寿 真言宗智山派 名古屋市中区
宝生院 大須観音 布袋尊 真言宗智山派 名古屋市中区

(上の表はwikiから拝借)

で、居ても立っても居られなくなり、これは巡らなきゃってことで
寒いのも忘れいのを早速ケッタで出かけてきましたのでその報告。
まず、出発前に巡る道順を決めます。
自宅は名古屋市北東部にあり、寺社はおおよそ名古屋市中心部から
南西~南東にあります。
ですから、自宅からは名古屋市の南~西~中央~自宅と巡る左廻りか
またその逆を巡るかということになります。
特に理由はありませんが、朝の気分で右回りすることに決め以下の
道順で巡ることにしました。
①福生院(中区錦)⇒②万福院(中区栄)⇒③宝生院(中区大須)⇒
④宝珠院(中川区中郷)⇒⑤弁天寺(港区多加良浦町)⇒⑥笠覆寺(南区笠寺)
⑦興正寺(昭和区八事)
キョリ測でおおよその距離を測ると約61km。
中継地点も多いので年初めにはちょうど良い距離かな。

まずは、福生院へ向けて堀川を源流から中流域へ向かいます。
途中、名古屋城を通過しましたので写真を一枚。


少しピントが甘いのは寒さのせいでしょうか。
名古屋城を過ぎ幅下橋西の交差点を赤信号で停車。
ふと堀川を見ると屋形船?遊覧船?が…

と、思ったらどうやらこれ自体が桟橋らしいです。

幅下橋から更に南下し、2つ目の大通り桜通りを左折。
本町通を右折するとすぐに福生院があります。
名古屋の街のど真ん中にひっそりと祭られています。福生院金のわらじお参りを済ませ出ようとしたところこんな古めかしい看板を発見

色々なコースがあるんだ~
そう言えば、愛知県って全国で一番寺社仏閣が多い県だって聞くし
この他にも尾張四観音とかも有名だし色々調べてむる価値ありそう。
どなたかが作られたこんな地図がGoogleにあったんで貼っときます。
1日で巡るのは無理そうだけど、今度是非行ってみようと思います。

では、福生院を後にしてゴミゴミして走りにくい都心の雑踏を次の
目的地の万福院へ向けて走ります。
10分程度の移動で到着です。
あの豆まきで有名な成田山新勝寺の分院だそうです。
こちらも街の真ん中ですが大通りに面して割とでーんと構えてます。万福院
次は宝生院、別名で通称の大須観音って言った方が分かり易いです。
万福院から大須観音までは名古屋では有名な100m道路を走ります。
道幅が100mあるらしいのですが、おおよそ3分割されており、その
1/3が片側4~5車線の道路で中央はグリーンベルト呼ばれる緑地で
上には高速が通っており橋脚が並び、残り1/3も4~5車線の道路です。
通称は若宮大通と呼ばれている名古屋を東西に横切る幹線道路。
ここの舗道をギッタンバッコンしながら10分足らずで到着です。
名古屋では超有名な観音さんなのでいつも賑わっているところですが
朝早い時間のためか人はまばら。

参拝者もまばらな大須観音

芸どころ名古屋らく「大正琴の発祥の地」と書かれた石碑

次は中川区の宝珠院へ向かいますが、記事が長くなってきたので
後編へ引き継ごうと思います。
yama