拘りの洗車持論

あくまで素人の持論です。


暑くなるとどーしても早起きになる”じぃ”
昨日の日曜日は晴天予報もあったので早めに朝食を摂り腰痛も忘れ早朝6:30から愛車の洗車を遂行。
隣家の屋根越しに直射日光が差す前までが勝負です。
汚れても良い服装で”イザ”スタート。


まずは「うんちく」から。

”じぃ”は昔からワックスと言われるものは使いません。
使うのはカーシャインさんの「Diaglanz SRC(ディアグランツ・エスアールシー)」
これは”水溶性ポリマーコーティング剤”と呼ばれるもので、潤んだような光沢が得られる上、水溶性なので濡れたまま施工が可能。
”じぃ”はこれの500ml入りボトルを通販で購入し長年愛用しています。

それと、吹上げに使う”クロス”にも拘りがあり、ステッチが無くタオルの様に織目が無い不織布。
シュアラスター 鏡面仕上げクロス」を見ていただければよく分かるかと思います。

あと、毛足の柔らかい豚毛の歯ブラシとペンキを塗る時に使う刷毛も用意します。

本来、掃除と言うものは洗車に限らず上から下に向かって順に行う必要があります。
最初に下から始めてしまうと、せっかく綺麗にした所へ上から汚れを落とすことになるため。

ボディーを洗う場合、基本水は出しっぱなしでホースの先は水が常にスポンジ当たるようにします。
特にボンネット、屋根、トランクなど平坦な所をを洗う場合はスポンジは一方向にしか動かさず往復はさせません。
何故ならボディーを通過したスポンジには小さな砂埃など塗装面を傷つける粒子が食い込みます。
それをそのまま戻すことでボディーに洗車傷と呼ばれる小さな傷をつけることに沢山つけることにつながります。
なので”じぃ”は一方向に動かしたスポンジはすぐにホースの水で揉み洗いしスポンジに取り込んだ砂埃を落としてから次に進めます。

でも、”じぃ”の場合少し違うのです。
洗車で一番労力が必要なのはタイヤ周りで、特にややっこしいアルミホイールなんぞ付いていて、おまけにブレーキダストの多いスポーツタイプのブレーキが付いてると汚れ落としも大変です。
なので”じぃ”のスタートはいつも最初にアルミ4本を磨き込みます。


ホイール

まず最初に先に説明したはバケツ一杯の水に洗車用シャンプー(コートが取れにくい物)をキャップ2~3杯入れてよく泡立てます。
フロントの運転席側から。
別にどこから始めても良いのだが、何故か”じぃ”は蛇口から遠い所から始めます。
タイヤハウス内にホースで水を掛けまわし先程作ったバケツのシャンプー液に洗車ブラシを”ドブン”と浸けてハウス内をゴシゴシ。
ハウス内が終わったら一旦ホースでアワアワを洗い流します。
このまま流さずにタイヤやホイールを洗浄しても良いのですが、真夏なんかだと洗う先から乾いてくるので注意が必要です。

ハウス内の泡が綺麗に落ちたら次は鉄粉落としの入ったホイール専用のシャンプーを鉄粉が多そうなところを重点的にシュッシュッとスプレーします。
また、シャンプー液の中にブラシを浸してタイヤを洗います。
タイヤを洗っているうちに鉄粉が溶け出してくるのでタイヤが終わったらそのままホイールへ。

ホイールが結構曲者。
本当ならそのまま洗車ブラシで最後まで進みたいのですが、隙間が少なくブラシの頭が奥まで入らないので”じぃ”はサイズや毛足の長さが違うブラシを数種類用意して適材適所にて遂行します。

ホイールの汚れが綺麗に落ちたらアワアワをホースの水で洗い落します。
が、まだ、これで終わりではありませんよ。

引続きスポンジやブラシで残った水分をできるだけ取ります。
で、先に紹介した「Diaglanz SRC」をシュッシュッと吹付けた後満遍なく刷毛で伸ばし乾ききる前に水で洗い流します。

この作業を4本とも行ってこれでホイールが終了。


ボディー洗車とコーティング

大前提として、洗車とコーティングは上から下へ面ごとに行います。
屋根⇒ボンネット⇒トランク⇒サイド
そうしないと、水洗いをしたまま放置すると大気中の砂埃などが付着しコーティング時に傷をつける原因になります。

まず、最初に刷毛や豚毛の歯ブラシを使ってガラスと鉄板面の境目や汚れを取り除きにくい所を軽く落とします。
あまりしつこくやると傷がつくので注意してください。
次にホースで水を掛けながら洗います。
もちろんスポンジは一方通行で!
洗ったらすぐに吸水セームで水けを取ります。
ここでグズグズしていると「イオンデポジット」と呼ばれる白い輪っかができてしまいます。

これ、水道水が急激に蒸発した際に含まれたミネラルなどの不純物だけがリング状に残ったもので取るのが厄介。
なので洗車は夏場の日中は避け、できるだけ日が照っていない時間帯お勧めします。

横道にそれました。
水けを取った状態を指先で触ってみてザラザラしているようなら塗装面が荒れているので専用のクリーナーで処理してください。
また、この時点でイオンデポジットやウォータースポットなどができているならこれらも専用の物で処理する必要があります。

処理が終わったら、コーティングを行います。
”じぃ”が使うコーティングはワックスのような油性ではなく先にも書いたように水溶性です。
なので多少水滴がある状態でも施工可能。
逆に気温が高くすぐに蒸発するようなときは摩擦が少なくなるようわざわざ水で濡らしてから施工する時もあります。

用意するのはコート剤とフクピカ。
コーティング専用クロスでも良いのですが、結構値段が張ります。
フクピカって不織布でできている上に成分のツヤ出し剤が潤滑剤の役目も果たすのでボディーにやさしい施工が可能です。

ボディーが濡れている場合はコート剤を直接ボディーに噴射しても良いのですが、ムラの原因になるのでフクピカに4~5回程度吹付けて拭き上げていきます。
この場合噴き上げる方向は水滴が流れていく方向にするのがベター。

一面を拭き上げたらムラを無くすため再度水洗いします。
そしてイオンデポジットやウォータースポットができない様に急いで水けをセームで取り除き完了。

処理が上手くいくとこんな感じです。

映り込みがすごいでしょ。


こんな感じでボンネット、トランク、サイドと進め約2時間半で終了。
終わった後は腰の曲がったお爺さんに…

コート剤に「1年間光沢が持続」とか書いてありますが、話半分。
”じぃ”は2か月に1回はコーティングするようにしています。


 

 

 

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