『源流好き!』名古屋の堀川を源流から河口まで走る -その4-

 

◆今日も菓子パン◆
 もうここまで来ると潮の匂いもしますし、浜もありますので河口です。
(きれいか汚いかは別にして)
しかし、今更ながら熱田神宮と渡しはこんな近くだったんですね。
そういえばR1も近いし東海道だから当然と言えば当然です。
言うことはここは昔から海だったんですね。

 古地図

古地図で見ると地図の中央あたりから海の上に赤い線が描かれていますが
これが航路なのでしょうか。
だとすれば御殿と書かれている付近が七里の渡しと言うことになります。さて、写真の時系列から見るとここ七里の渡しを出発したのはPM1:35頃
これから名古屋港に向かいます。
この七里の渡しは堀川と新堀川の合流点で堀川の左岸を南に下るため
新堀川に掛かる内田橋を渡り先を進めますが、大きな河川の橋は堤防を
盛り上げているためどうしても坂道が付き物でこれが結構足に来るんです。
この内田橋もかなりのもので、写真で見た通り水面からの高さは結構なもの。

 内田橋より七里の渡しを望む

いい加減に昼食をとらないと・・・
日中になり気温も上がったことと日変化の風が強くなったことで花粉の飛散が
多くなり、くしゃみと目のかゆみがひどくなってきましたが、マスクは常備しているものの
目薬が無いため途中の薬局に立より、ついでにカレーパンとハンバーガーを購入し
面倒なので片手で食べながら走りますが、やはりというかなんというか喉につっかえて
しまい、一緒に買ったスポーツドリンクを飲もうと片手で開けようとしら力を入れすぎ
中身が吹出し手がべちゃべちゃに・・・
ねちゃつく手が気になり、ハンドルもべちゃ付かないようにと濡れたところが触れない
ように注意しながら公園を探します。
しかし、廻りは工業地帯で公園などある訳もなくしばらくおかしな格好で走ります。
そうこうしているうちにR23をくぐり防潮水門が見えてきました。
どうやらこの付近が全長堀川16.2kmの終点のようです。

 防潮水門

 R23とカモメ

この先は川と海の境目がわからなくなるので一応自分の中でこの水門を河口と
断定しました。
ただ、この時期にしても水質はお世辞にもきれいとはいいがたい状態。
通常、海の水質は年間時期により上下するもので、一般的に北風の日が多い
冬の名古屋港は一年の中でも最も改善される頃です。
また、これは釣り好きの自分の経験上の話ですが、庄内川と新川の河口を境に、
その西側と東側では目に見えて水質に相違があり、木曽三川が流れ込む西側は
相対的に水質が良く、新川・中川運河・堀川・新堀川等水源に乏しいよどんだ
水が行き来する河川が流れ込む東側は反対に悪いようです。

 東築地橋より西を望む

写真は堀川と河口を共有する山崎川の河口付近です。
ちょうど写真左側の大木のすぐ右に小さく見えるのが名古屋港にあるポートタワー。
このまま下に目をやると・・・

 山崎川河口付近

水質がわかりますよね。
一応この付近はシーバスフィッシングで有名なところのようですが・・・
実は、名古屋港に行くには七里の渡しを出発した後は内田橋を渡り、途中で右岸に
ワープしなくてはいけなかったのですが、目薬欲しさで薬屋さんに寄った後水門に
魅かれそのまま左岸を走ってしまったため本当の目的地のポートビルを遠くに見る
羽目になってしまいました。
ちなみにここまではまだ手がべちょべちょのままです。

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