『史跡・旧跡』2017年第一弾:郷里の史跡巡り その1

 

・宝勝寺と守山城跡

ずいぶん前から、2017年初陣は大型連休の初日、4月29日と決めていた
のですが、昼からは生憎雷雨との予報。
朝から空を眺めながら二の足を踏んでいたのですが、昼食が終わっても
一向に雲が出てこないのでイザ出陣。
少し腰痛も感じるので、初日は軽く郷土の史跡巡り。
今回は、デジイチも連れて行くので前カゴのある旧車で出発。
まずは宝勝寺と守山城跡を目指し自宅から矢田川沿いに瀬戸街道矢田橋
まで下って行きます。
春うららかな陽気のBBQの人々を横目に走り、矢田橋をくぐったところに
ある側道へ上がる砂利の坂道を降りて押しながら上がります。
因みに今回参考にさせていただいたのは守山区が作っている歴史マップで
城跡と寺社めぐり」です。
宝勝寺までは自宅から約6.0kmで15分程度の道程。
到着しましたが、見た目は普通のお寺。
ちょっと調べてみると「森山崩れ」と言う事件に関連する様で、この事件で暗殺された家康の先祖の清康を弔うために建てられたお寺だとか。
現在も清康の位牌を安置しているそうです。

宝勝寺

次に向かうは「守山城跡」先程の地図を見ると宝勝寺のすぐ裏にあるようです。
ちょっと坂を上り周りを探しますが見当たりません。
もう一度地図とGoogle MAPで探すと目の前のはず…
ありました…アパートの敷地内(笑)

守山城跡

後ろにアパートが入ってしまうので写真を撮るのもちゃちゃっと慌てて。
まだまだ青空で雨の気配は全く感じられません。

 ・白山神社へ

 次に向かったのは、これもまた目と鼻の先にある「(市場)白山神社」
由緒など詳しいことは分かりません。あえて(市場)白山神社と書いたのは
白山神社と言う神社はあちらこちらにあり、ざっと探してみると守山区だけでも3箇所もあります。
ここの神社はどうやら古墳の上に建てられているらしいとの事です。

(市場)白山神社

  ・利海寺(りかいじ)

 瀬戸街道へ出て東へ向かいます。
最近、この道には自転車専用エリアができたので快適に進むことができるようになりました。
程なくして到着します。このお寺は臨済宗妙心寺派だそうでうちの宗派と
同じ。
元は低地にあったそうですが、庄内川の度重なる氾濫のため江戸時代中期の1754年に今の高台に移築されたそうです。

利海寺(りかいじ)

・小幡城跡

私、歴史に疎く、だいたい郷土に城跡があるなんて最近知ったところ。
利海寺から少し東へ行き小高い丘を登ったところに「小幡城跡」があります。
ずいぶん昔に仕事で守山区で建築に携わった「西城小学校」のすぐ脇。
今気が付きました。「西城」と言う地名、は西に城があったんだ…
当時から今まで全く気づきませんでした(笑)

小幡城跡

ここも、砂利の駐車場の角に看板が立てられているだけで守山城跡と同様に城跡の風情は全く感じられません。

・生玉神社

小幡城跡から少し東に来ると地元で「生玉さん」と親しまれる「生玉神社」があります。
ここは毎月1日と15日に朝市が行われ、この日には近所の方々で賑わいを見せる所。
この日は人っ子一人見当たりませんでした…
江戸末期には「小幡稲荷」と呼ばれていたとか。

この後、小幡緑地公園で少々道草を食ってたら急にモクモクと雷雲が立ち込めてきたので慌てて退散。
今回はトータル約17.3kmの小旅行でした。

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