『寺好き必見!』尾張三弘法:寂光院編

 

◆里山を満喫◆
 9月7日(土)に愛知県北西部の尾張三弘法を訪ねてみました。
一般に尾張三弘法と言うと以下の三社を言うようです。
・筆弘法 継鹿尾山 寂光院(じゃっこういん)
[つがお観音]
・大本山 成田山 名古屋別院大聖寺(だいしょうじ)
[犬山成田山]
・小牧山 龍音寺(りゅうおんじ)
[間々観音]当日の天気予報は二通りで、気象庁は「曇りで午前から時々雨」
ウェザーニュースでは「曇りで夕方から雨」
最近は便利になりいつでも最新のものを好きな時に入手できます。
でも、時々この日のように発信元により相違があり迷ってしまいます。
アメダスを見ても周りに組織立った雨雲は見当たらないので後者を信じ出発。出発はAM7:40、まず目指すは三弘法の中で一番遠く標高の高い寂光院。
今回は自宅よりほぼ北の方角を目指すため坂道を嫌いながら
ほぼ国道302号沿いを北上し、庄内川の松河戸橋を渡り勝川から北上し
新木津用水の川べりに沿って小牧方面へ、途中薬師川にワープして以前
お邪魔した田県神社の脇を抜け線路と川に挟まれながらさらに北上すると
左手に里山が現れ進むにつれどんどん河原に迫ってきます。犬山市に入り楽田を過ぎた辺りからはほぼ真横に里山の森林を横目に走ります。
この辺りまで来ると水はかなり綺麗になり推進1メートル以上あるのに底の
形状が手に取るようにわかります。
傍らにオレンジのきれいな花がぽつぽつと咲いていたので小休止を兼ねて
写真を撮ろうとカメラを出しスイッチON…「カードを入れてください」
そういえば先日津島神社の写真を取出した時にリーダーに入たままでした。
iPodは音楽を聴いていて取外すのが面倒だったので仕方なくそのまま先へ。薬師川から新郷瀬川へワープした辺りで犬山遊園の観覧車と太陽の塔が見え
始め時計を見るとAM9:30。
自宅から2時間近くも走りっぱなしです (;’∀’)
小休止しようと廻りを見渡してみると、こんな看板を見つけました。

とびだしたらあぶないぞ~

こういうのを見ると遠くまで来たなぁ~って思いますね。
ちょうど目の前に人道橋があったのでふと川面をのぞいてみました。
すると驚くことに川の流れが自分が想像していた方向と逆に流れています。
今まで走ってきた川や用水と同じように何も疑うことなくこの辺りの川は全て
南へ、つまり名古屋港の方向に流れているものだと思いこんでいました。
走りながらよく考えてみると、今までのケッタリングで利用していた河川は
殆どが庄内川水系や天白川水系で河口は名古屋港です。
しかし、この新郷瀬川は木曽川水系なので木曽川、つまり北向きに流れて
木曽川に合流します。
単純なことですが何だかとても不思議で新鮮な気持ちにさせられました。

程無く犬山市街を抜けてモンキーパーク西側の坂道を登りはじめます。
なだらかですがクネクネしている結構長い坂道を超えると山に挟まれた
うす暗い交差点に出ます。
もう寂光院は目の前、坂を下り案内看板通りに進み駐車場を抜け到着です。
最後は急な上り坂でしたので、愛車を降り手押しで登りました。


寂光院への坂

寂光院に到着

駐輪し手水を流して目の前を見ると本堂へと書かれた案内看板。
その先は何と急な階段がず~~~っと先まで続いいるではありませんか・・・
ここまでて結構疲れてるんですが、せっかく来たんで登ります。

本堂への階段(まだまだ先に続きます)

階段の途中には元気付けてくれる石碑がいくつかありました。

階段途中にある石碑

見返り階段(勝手に命名)

上の写真はガクガクになりながら階段を登りきり振り返りざまに映した
一枚です。ヘロヘロてピントもボケボケですね…
まずは本堂を参拝です。

寂光院本堂

寂光院と言えばもみじと言うほどこの辺りではもみじでも有名な所です。
この日は9月7日、ほんのちょっとだけ色付いた木がありました。

ちょっとだけ色付いたもみじ

織田信長も眺めたであろう寂光院からの眺め

確かに濃尾平野を見下ろす眺めはかなりのものです。
近くはモンキーパークや国宝犬山城。
曇天でも遠くは名古屋の摩天楼まで見渡せましたが、冬の晴天時なら
もしかして伊勢湾まで見えるかも知れませんね。

壮大な眺めを満喫し下山します。
長い階段は降りる時も疲れた膝にはかなりのダメージでした。
長くなったので犬山成田山は次回。

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