『自転車で』名古屋七福神巡りの旅(後編)

 

・大須観音から中川区の宝珠院へ
さて、先回の続きです。
宝珠院は名古屋市中心部から見て西の方向の地下鉄高畑駅近くにあり、
ここ大須観音からだとどうしても都心部の舗道をガッタンゴットンと走る
事になります。
お昼前、11:50に到着しました。
廻りはマンションなど立ち並ぶ住宅街で御堂がいくつかあります。

正面


本堂

 ここでまた、気になる看板を発見。「名古屋三弘法」!?

名古屋三弘法の看板

ここ宝珠院と次にお邪魔する辯天寺と今回予定に入っていないですが
名古屋港にほど近い「善光寺」。
今度機会があればまたお邪魔したいです。

・港区辯天寺へ
宝珠院から辯天寺までは、大通りをほぼ真南へ南下します。
辯天寺に到着すると、同じことを考えている人はいるもので先客の
ケッタリング部隊に遭遇…御朱印をもらおうと受付に並んでいました。
私はそれを傍目に見ながらそそくさとお参りを済ませ次の目的地である
南区笠寺観音へ向かいます。

・笠寺観音へ
 お昼過ぎてしまったので途中のコンビニでおにぎりとお茶を購入して
どこかの公園で小休止と思い探し当てたのが「呼続公園」
真冬なので園内は寒々とした風景です。

呼続公園の池

ここから笠寺観音まではすぐに到着します。

到着です。
ここは尾張四観音の一つで節分の際、恵方に数えられています。
ここで、名古屋の恵方について備忘録として記しておくと、名古屋城を
中心に北東が守山区にある「龍泉寺観音」、北西が私がよくケッタリングで
お邪魔するあま市にある「甚目寺観音」、南西が中川区にある「荒子観音」
南東がここ「笠寺観音」です。
名古屋の恵方について詳しい内容は「笠寺観音」のHPで確認できます。

笠寺観音は何度目かの訪問ですが、今回は残念ながら曇天で写真写りが
良くありませんが古い建造物が多く五重塔などが現存しています。

仁王門
仁王様
鐘楼

 詳しいことはwikiに書いてありますので参考に。

・最後の難関、八事興正寺

最後に向かうのは昭和区八事にある興正寺。
ここへ向かうのには難関がいくつか存在するのです。
一つは標高が高い事。
この辺りは名古屋市内でも割と丘陵地域で、坂を登る必要があります。
もう一つは、人が多い事。
近くに大学のキャンパスや大型ショッピングセンターなどがあり
地下鉄の駅も近いことで人通りが多くあります。
また、興正寺は規模が大きく休日は檀家の参拝者も多く散歩や観光目的も
多いのではないでしょうか。
笠寺観音からは天白川沿いに向かったので、最後の登りは長くてかなり
疲れました。
ここ興正寺には1808年建立の国の重文で歴史的建造物の五重塔が現存して
います。

五重塔
解説板

この後は例により天白川から植田川に沿って自宅へ向かいました。

ケッタリング(ツーリング)カテゴリの最新記事